ホームページのスマホ対応(モバイルファーストインデックス)
確認日 2026年10月17日
Google は、検索の登録と順位づけに、スマートフォンで見たときのページ(モバイル版)を使っています。これをモバイルファースト インデックスと呼びます。
モバイル版を用意することは検索に出るための必須条件ではありませんが、Google は非常に強く勧めています。作り方では、パソコンとスマホで同じページを画面の幅に合わせて組み替える「レスポンシブ デザイン」を、作るのも保つのも最も簡単な方法として勧めています。
旭川市・札幌市・静岡市の建設会社44社のトップページをスマホ(iPhone 13 の画面)として開くと、34社はスマホの画面の幅に合わせて表示されました。8社は画面の幅に合わず、2社は古いスマホ向けの幅320pxの作りでした(2026年10月17日)。
スマホ対応の3つの作り方
Google は、スマホに対応したサイトの作り方として3つを挙げています。
| 作り方 | 仕組み | Google の説明 |
|---|---|---|
| レスポンシブ デザイン | パソコンでもスマホでも同じ URL・同じ HTML で、画面の大きさに合わせて表示を変える | 作るのも保つのも最も簡単な方法として勧めている |
| 動的な配信 | 同じ URL で、使う機械によって違う HTML を返す | 機械の判定と、そのための設定が要る |
| 別の URL | パソコン用とスマホ用で URL を分ける | 機械に合わせた URL へ転送する設定が要る |
Wix や Blogger などのホームページ作成サービスを使っている場合は、スマホに対応したテーマ(デザインのひな形)に変える方法があります。
スマホ版で気をつけること
Google は、パソコン版とスマホ版で中身をそろえるよう勧めています。スマホ版の中身が少ないと、その少ない中身で検索に登録されるからです。
- スマホ版にも、パソコン版と同じ文章や見出しを入れる(アコーディオンやタブにしまうのはよい)
- title 要素とメタディスクリプションを、パソコン版とスマホ版で同じにする
- 画像の代わりの文字(代替テキスト)を、スマホ版にもパソコン版と同じように付ける
- 主な中身を、スワイプやクリックをしないと読み込まれない作りにしない(Google は操作が必要な中身を読み込まない)
- 画面の大部分を占めるような広告を、スマホの画面の上のほうに置かない
44社で見つかったこと
| スマホで開いたとき | 社数 |
|---|---|
| 画面の幅に合わせて表示され、横にはみ出さない | 34社 |
| 幅を320pxに固定した古いスマホ向けの作り(390pxの画面では拡大して表示) | 2社 |
| 幅に合わせる指定(viewport)はあるが、横にはみ出す | 2社 |
| 幅を1100pxにする指定があり、画面に合わない | 2社 |
| 幅の指定が無く、980pxの幅で描いて縮小される | 4社 |
幅を1100pxにする指定の2社のうち1社は、書き方の誤り(width=1100px)で指定が効かず、画面から横にはみ出していました。指定が無い4社のうち1社も、横にはみ出していました。
同じ URL で、パソコンとスマホに別のページを返す会社も4社ありました。Google が挙げる3つの作り方のうち「動的な配信」に当たります。4社のうち2社は、スマホにだけ幅320pxの古いスマホ向けのページを返していて、パソコン向けのページのほうが今の画面に合う作りでした。
MDN(ウェブの技術の解説を Mozilla がまとめた資料)の説明では、画面の狭い端末の一部は、画面より広い仮想の幅(例として980px)でページを描き、縮小して見せます。見る人は、拡大や移動で各部分を見ることになります。同じ資料は、ビューポートの指定(viewport)がこの問題を和らげるためのものだとしています。
出典
- Google 検索セントラル「モバイルサイトとモバイルファースト インデックスに関するおすすめの方法」(最終更新日 2026-02-20): https://developers.google.com/search/docs/crawling-indexing/mobile/mobile-sites-mobile-first-indexing?hl=ja
- MDN「ビューポートの meta 要素」: https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/HTML/Guides/Viewport_meta_element
- 旭川市・札幌市・静岡市の建設会社44社のトップページの記録(2026年10月17日)